どうも、ミニマルです。
以前から気になっていたメガドライブ風コントローラー「8BitDo M30」を手に入れたので、レビューしていきますね!
最初に、約140文字の感想ツイートは以下の通りです。
Xbox版「8BitDo SN30 Pro」を入手しました🙌
— ミニマル@ゲームブロガー (@minimal005) July 6, 2021
〇操作性の良いボタンとスティック
〇高級感のあるレトロデザイン
〇ボタンのマッピングやトリガー感度を変更可能
〇スマホ用クリップ付き
✕L,Rトリガーは押しにくい
✕値段が約5,000円と高め
実用性もデザインも優秀で、値段を許容できれば買いですね👍 pic.twitter.com/jQICKLKAXn
メガドライブ風コントローラー「8BitDo M30」を入手しました😆 〇指紋が付かないマットな質感 〇斜め入力が簡単 〇珍しい6ボタンパッド 〇115gと軽量 ✕Micro-USB 届いてから気付きましたが、Bluetooth版ではなく2.4GHz版を選んでいました! 前者だと現在主流のUSB-C端子なので、購入時は注意です🙇♂️
ここら辺を深堀りしつつ、「1週間使ってみた感想」「良いところ」「微妙なところ」を紹介しますね。
結論から言うと、利用前は独特な十字キーの形状から不安が大きかったのですが、想像の10倍以上使いやすくて驚きました!
レビューする製品はこちらです
今回は海外の通販サイト「Banggood(バングッド)」さんのご提供です。
ただしメーカー案件ではないですし、こちらから製品を指定したので、ステマなしです😌
8BitDo M30は2種類ある
最初に概要として、2種類のバージョンを紹介します。
「8BitDo M30」は香港のPC周辺機器メーカー「8BitDo社」が開発したコントローラーで、日本国内では代理店「サイバーガジェット」が販売しています。
以下の2バージョンが国内/海外パッケージの2種類に分かれているので、間違えないようにしましょう。
8bitdo M30 2.4G Wireless
- 2.4GHzワイヤレス接続(USBレシーバー)
- Micro-USB端子
- メガドライブミニで利用可能
- バッテリー駆動時間は約35時間
- ニンテンドースイッチでは有線接続のみ利用可能
8BitDo M30 Bluetooth Wireless GamePad
- Bluetooth接続
- USB Type-C端子
- ニンテンドースイッチで有線/無線接続が可能
- バッテリー駆動時間は約18時間
さらにサイバーガジェットが販売している「8BitDo M30 2.4G Wireless GamePad for MD」には、メガドライブ本体に接続できる無線レシーバーが付属しています。
既に分かりづらいと思うので、パッケージ画像を以下に並べますね。
8BitDo M30の4つのパッケージ
「や、ややこしい…」と思ったかもしれませんが、基本的には海外版の「8BitDo M30 Bluetooth Wireless GamePad」を選べばOKです。
理由は、USB-C端子とBluetooth接続により使いやすい点。
あとは生産が終了した国内版の値段が約7,000円に対して、海外版は3,000円台と格安だからです。
本記事は2.4GHz版のレビューです!
ただしUSB端子と無線方式以外は共通のため、どのバージョンでも参考になると思います。
8BitDo M30の開封レビュー
では、開封していきますね!
本体箱をチェック
海外パッケージは、青色が基調のシンプルなデザイン。
コントローラー本体や付属品のレシーバーが印刷されています。
今回は2.4GHz版なので、メガドライブミニ(海外版:ジェネシスミニ)に対応している点もアピールしていますね。
ちなみにコントローラー前面に「8BitDo M30 2.4g」という文字がありますが、Bluetooth版は「8BitDo M30」とだけ書かれています。
開封してみた
開封するとこんな感じで、付属品は以下の通りです。
- 8BitDo M30 2.4g
- MicroUSBケーブル
- 2.4GHzレシーバー
- 説明書
付属品は最低限に留まっていますが、レンガデザインの2.4Gレシーバーはオシャレで良いですね。
レトロ系ガジェットはワクワク感が大切なので、こういうこだわりは大好きですw
外観をチェック
質感は全体的にマットで、指紋が一切付かない仕様になっています。
ボタンまで非光沢な点は珍しいですね。
ボタン数は十字キーを除いて、「6ボタンパッド+中央4つ+L,R」の合計12個。
背面ボタンやL2,R2ボタンこそありませんが、自由にキーを割り当てられそうです。
上面にはUSB端子とL,Rボタンしかない分、L,Rボタンのサイズは大きめ。
人差し指に自然とフィットするため、かなり押しやすいですよ。
ブラックカラーでも指紋が目立たないのは超嬉しいです!
ボタンを押した状態で中央左の☆ボタンを押すと、連射機能が発動します。
あとは、ボタンを押しっぱなしにするだけでOKです。
ボタンとDパッドを細かくチェック
評判の良い8BitDo社のコントローラーだけあって、全体的に作りはかなり丁寧です。
ペチペチとしたボタンの感触はSFCやMDのコントローラーを連想させますし、カチッと押し込めるサイドボタンは現代的で使い勝手が良いです。
ボタンは全体的に大きめ、中央が凹んでいることもあり、ボタンの押しやすさはピカイチだと思いました。
これもう純正品でしょ…って思うほどの完成度です!
実際に1週間使ってみた感想
十字キーが想像以上に使いやすい
購入前は「斜めボタンのある十字キーってどうなの…?」と不安に思っていましたが、想像以上に上下左右の感触がよく、精確な凹みもあって押しやすいです。
真ん中を親指で抑えて、全体的にグリグリと動かせるのが好印象。
さらに親指を斜めにスライドさせるだけで、簡単に斜め入力を入れることができます。
ただし格ゲーやシューティングゲームを本気で遊びたい人は、より精度の高いレバーやスティック付きコントローラーを使ったほうが良いと思います。
十字キーとしては申し分ない操作感でした。
純正品よりも柔らかめで、快適に入力できますよ。
ボタンの配置とサイズ感が最高
6ボタンパッドの素晴らしさは触ってみないと伝わらないかもしれませんが、親指だけでいつもより2ボタン多く使えるのはマジで便利です。
親指の先でX,Y,Zボタンを押して、親指の腹や第一関節でA,B,Cボタンを押せるので、6ボタンでも違和感なく全部使うことができますよ。
また、「4ボタン+ショートカットキー2つ」「3ボタン+ショートカットキー3つ」のように使うのもありですね。
PC用コントローラーとして見ると、4ボタンパッドの完全上位互換だと思います。
正直購入前には、「ボタンが深そうで連射がしづらそう…」と思っていました。
しかし上記写真の通り、押し込みは浅めで、何も問題ありませんでした😌
グリップが無くても十分に持ちやすい
コントローラーはフィット感や持ちやすさも大切です。
その点8BitDo M30はサラサラとした質感で、手に馴染みやすい良質なコントローラーだと感じました。
グリップがあるコントローラーには劣りますが、軽量性とトレードオフと考えると、かなり満足度が高いです。
ここらへんは慣れや手の大きさにもよるので、個人の主観が強めですね。
ジャイロや振動機能はなし
仕様の話ですが、ジャイロや振動機能は非搭載です。
ここは賛否両論あるかもしれませんが、PC用レトロコントローラーとしてみると、115gの軽量性を優先したのは正解だと思います。
そもそもスティックが無いため、ジャイロや振動機能を必要とする3Dゲームには不向きです。
Micro-USB端子は残念
これは2.4GHz版を選んだ私のミスですが、充電端子がMicro-USB端子なのは残念ですね、、、。
逆に言えばこれしか欠点がないので、USB-C端子とBluetoothを搭載している「8BitDo M30」を選べば確実に満足できますよ。
ただし、2.4GHz版はバッテリー持続時間が35時間とかなり長いです。
Bluetooth版は18時間しかないので、あえて2.4GHz版を選ぶのもありですね。
結論:8BitDo M30は2Dゲーム用に最適
「8BitDo M30」は6ボタンパッドと斜め入力のしやすい十字キーを備えており、レトロゲーム系コントローラーしては非の打ち所がないクオリティです。
メガドライブのコントローラー「ファイティングパッド6B」を彷彿とさせるレトロなデザインも素晴らしく、実用性の高いガジェットして所有欲も満たせます。
ただしジャイロ、振動、グリップ、スティックなどはないため、3Dゲームをメインにする場合は他のコントローラーがおすすめです。
総合すると、「レトロゲームが好きな人」「2Dゲームをメインに遊ぶ人」は確実に満足できますよ!
【おまけ:購入先について】
バージョンが多くて商品ページがややこしいので、以下にまとめておきますね。
本記事でレビューした2.4GHz版が欲しい人は、在庫があって安い「Banggood」で購入することをおすすめします。
8BitDo M30(Bluetooth版)
8BitDo M30(2.4GHz版)
8BitDo M30 for Mega Drive
好みのコントローラーで、レトロゲームを存分に楽しんでください。
最後まで読んでくれてありがとうございました!