こんにちは、ミニマルです。
ゲーミングイヤホンを使ってみたい。
特徴とおすすめ製品を教えて!
今回はこの悩みを解決します。
本記事の内容
- ゲーミングイヤホンの特徴5選
- ゲーミングヘッドホンとイヤホンはどっちがいい?
- おすすめのゲーミングイヤホン10選
ゲーミングイヤホンの特徴5選
まずは「普通のイヤホンとゲーミングイヤホンって何が違うの?」という疑問にお答えします。
ここは特徴や選び方の解説なので、忙しい人は流し読みでもOKですよ。
カナル型(密閉型)
イヤホンには「インナーイヤー型(開放型)」「カナル型(密閉型)」の2種類があります。
カナル型は、耳栓のようなイヤーピースを耳に差し込んで使うタイプ。 特徴には、遮音性が高い、細かい音が聞き取りやすい、低音が強い、超時間だと疲れやすい、などがあります。 対してインナーイヤー型は、耳の穴に浅く装着するタイプ。 特徴には、疲れづらい、取り外しが簡単、立体感のある音が楽しめる、音漏れが大きい、遮音性が低い、などがあります。
このうち、ゲーミングイヤホンはカナル型を採用している製品が多いです。
低音が強いのでFPSでは足音を聞き取りやすいうえに、遮音性が高いので、外出先でもゲームをプレイしやすいですよ。
大型ドライバーを採用
ゲーミングイヤホンは大型ドライバーを採用しているため、小型でも「解像度のあるサウンド」「迫力のある重低音」を楽しむことができます。
通常のイヤホンよりも音量不足で困る場面は少ないはず。
音量を上げても音が歪みづらいメリットもありますよ。
ゲームプレイ時や映画鑑賞においては、高い臨場感・没入感を味わえるのが最大の魅力ですね。
定位感が優秀
出典:XROUND AERO
ゲーミングイヤホンは音楽を楽しむイヤホンと異なり、定位感(音像定位)が優れるように設計されています。
定位感が優秀なほど「敵が物音を立てた方向や距離を把握しやすい」ので、FPSやアクションゲームにおいては戦況を有利に展開しやすくなりますよ。
ただし音楽鑑賞をする場合は、「楽器の音がバラバラに聞こえやすい」というデメリットもあります。
サウンドバランスがゲーム用に最適化されているので、解像度が高くて音質が良くても、音楽鑑賞には不向きですね。
マイクや音量調節ボタンを搭載
ゲーミングイヤホンではボイスチャットを楽しめるように、ノイズキャンセリング機能のあるマイクを搭載している製品が多いです。
さらに音量調節やミュート機能を備えたボタンを搭載している製品も多め。
ゲームを遊ぶときに地味に活躍します。
必須の機能ではないので、自分の使い方に合わせて選びましょう。
無線の場合は遅延がほぼゼロ
無線だと遅延が多そう…。
ゲームを遊ぶなら有線一択でしょ!
こう思う人もいるはず。
ワイヤレスイヤホンでは、Bluetoothのコーデック(音声を圧縮する方法)によって音質や遅延時間が変わります。
一部のゲーミングイヤホンが対応しているコーデック「aptX LL(Low Latency)」は、CD音源レベルの音質で、遅延時間は0.04秒未満。
人間の脳は0.1秒未満で知覚しづらくなると言われているため、遅延を感じることはほぼ確実にありません。
aptX LL非対応製品でも、遅延時間が少ないように設計されています。
一般人が音ゲーや格ゲーを遊ぶ分には全く問題ないのでご安心ください。
利便性を求める人は、ワイヤレスイヤホンを優先して選びましょう。
ゲーミングヘッドホンとどっちがいい?
「ゲーミングイヤホンとゲーミングヘッドホンのどっちを購入するべき?」と迷う人も多いですよね。
それぞれの特徴は下記の通りです。
ゲーミングイヤホンの特徴
- 側圧がないため、超時間の使用でも疲れない
- 耳を覆わないため、夏場でも蒸れない
- 持ち運びが簡単
- 安価でコスパの良い製品が多い
- ヘッドホンよりも定位感は劣る
- マイク性能は控えめ
ゲーミングヘッドホンの特徴
- 音質や定位感が優秀
- 大音量を出しやすい
- 遮音性が高く、高い没入感を味わえる
- 5.1chや7.1ch対応製品もある
- 超時間使用で疲れやすい
- 全体的に値段が高い
- 持ち運び時や睡眠時の利便性は低い
ざっくりとした基準ですが、「利便性やコスパ重視ならばイヤホン」「性能重視ならばヘッドホン」を選べばOKです。
音質に関しては完全に値段次第。
ただしゲーム用途では音質が重視されづらい傾向があり、音楽鑑賞ならば楽なイヤホンに軍配が上がります。
結論、ゲーミングイヤホンにおいては、どちらが優秀ということはありません。
できれば両方持っておくのが好ましいですね。
性能や没入感はヘッドホンが勝りますが、楽に聴けるイヤホンを好む人も多いです。ヘッドホンの側圧で頭が疲れたときに、イヤホンに切り替えられるとゲームや作業が捗りますよ😌
ゲーミングイヤホンおすすめ10選
JBL QUANTUM 50
接続方式 | 有線 |
タイプ | カナル(密閉型) |
マイクの有無 | あり |
ケーブルの長さ | 128cm |
ドライバーのサイズ | 8.6mm |
価格 | 約2,500円 |
「JBL QUANTUM 50」は、2,000円台で購入できるコスパ重視のゲーミングイヤホン。
ゲーミング用音響技術「JBL Quantum SOUND シグネチャ」を利用しているため、迫力のある低音や再現性の高い音を楽しむことができますよ。
さらに手元で操作できる「音量スライダー」「マイクミュート機能」も搭載。
デバイスに触れる必要なく、簡単に音量調節が可能です。
「安く済ませたいけど、安価なイヤホンは音質が悪そうで不安…」と思う人には、大手スピーカーメーカーの本製品がベストです。
ROCCAT Aluma
接続方式 | 有線 |
タイプ | カナル(密閉型) |
マイクの有無 | あり |
ケーブルの長さ | 120cm |
ドライバーのサイズ | 8.0mm |
価格 | 約3,800円 |
ROCCAT Aluma(ロキャットアルマ)は、ドイツでゲーミング機器の製造・販売をする「ROCCAT」が手掛けたゲーミングイヤホン。
音質面では、高音域と低音域を強調したドンシャリ系のサウンドが特徴です。
ドンシャリ系のメリット・デメリット
- 迫力のあるサウンド
- FPSプレイ時に足音を聞き取りやすい
- ロックやEDMなどのジャンルを気持ちよく聴ける
- 中音域メインの曲には不向き
ゲームを遊ぶうえではメリットが上回りますね。
中音域が足りないと感じる場合は、イコライザで調整すればOKです。
付属品は「6種類のイヤーパッド」「PC用の分岐プラグ」「キャリーケース」の3点。
イヤーパッドの種類が豊富なので、どんな耳の形でもフィットしますよ。
コスパ重視の快適なイヤホンがほしい人におすすめです。
HyperX Cloud Earbuds HX-HSCEB-RD
接続方式 | 有線 |
タイプ | カナル(密閉型) |
マイクの有無 | あり |
ケーブルの長さ | 120cm |
ドライバーのサイズ | 14.0mm |
価格 | 約5,000円 |
HX-HSCEB-RDは、特許取得済みの独自イヤーチップを備えたゲーミングイヤホンです。
イヤーチップの特徴は「柔らかなシリコン製」「耳を完全には塞がない形状」の2点。 他のイヤホンよりも圧迫感が少ないので、長時間のプレイには最適です。 邪魔になりづらい「L字プラグ」も魅力。 中価格帯だけあって、音質と定位感も素晴らしいですよ。
コードに付いている多機能ボタンを押すと通話に応答できますが、マイクのミュート機能は備えていないので注意してください。
HyperXは世界的に有名なゲーミングデバイスメーカー。 プロゲーマー「梅原大吾」「Shaka」などのスポンサーを務めている会社で、信頼性は抜群です。
HyperX Cloud Earbuds HEBBXX-MC-RD/G
接続方式 | 無線 |
タイプ | カナル(密閉型) |
マイクの有無 | あり |
ケーブルの長さ | なし |
ドライバーのサイズ | 14.0mm |
価格 | 約7,500円 |
HX-HSCEB-RDは、前述のHX-HSCEB-RDと同じ特徴を持ったワイヤレスイヤホンです。
HX-HSCEB-RDの特徴
- Bluetoothのバージョンは5.1
- コーデックはaptX、aptX HD、SBCをサポート
- 10時間の連続駆動
- USB Type-C充電
- 圧迫感の少ない独自イヤーチップ
- メッシュ製トラベルポーチが付属
「aptX HD」はハイレゾ相当の音源を伝達可能なので、ワイヤレスでも音質に不満が出ることはありません。
ただし超低遅延の「aptX LL」、iPhoneで使われる「AAC」に非対応です。
レビューを見る限り遅延は少ないようですが、できればサポートしてほしかったですね。
Bluetoothアダプタを刺してPS5やニンテンドースイッチのゲームを遊んだり、スマホに接続して使ったりする人には非常におすすめです。
ASUS ROG Cetra Core
接続方式 | 有線 |
タイプ | カナル(密閉型) |
マイクの有無 | あり |
ケーブルの長さ | 125cm |
ドライバーのサイズ | 10.0mm |
価格 | 約5,500円 |
ASUS ROG Cetra Coreは、高音質と機能性を兼ね備えた有線のゲーミングイヤホンです。
PCパーツやスマートフォンなどに強いASUS製だけあって、値段以上の圧倒的な実用性を備えていますよ。
ASUS ROG Cetra Coreの特徴
- 「10mm ASUS Essenceドライバー」により低音が強力
- ケーブルが邪魔にならない90°のL字プラグ
- ボリューム調整、再生/一時停止ボタンを搭載
- コンパクトなトラベルケース付き
- 3つのイヤホンチップとフォームイヤホン付き
- 金属製で高級感がある
同価格帯では前述の「HyperX Cloud Earbuds HX-HSCEB-RD」も優秀なので、悩む人は多いと思います。
低音や高級感を重視するならばこちらがおすすめ。
つけ心地の良さを重視するならば「HX-HSCEB-RD」がおすすめですね。
どちらも世界的に有名なメーカーの人気製品なので、好みで選んでも全然OKです。
Razer Hammerhead Duo
接続方式 | 有線 |
タイプ | カナル(密閉型) |
マイクの有無 | あり |
ケーブルの長さ | 120cm |
ドライバーのサイズ | 未記載 |
価格 | 約10,000円 |
Razer Hammerhead Duoは、ゲーミングデバイスメーカー「Razer」が販売する黒と緑を基調としたアルミ素材のゲーミングイヤホンです。
機能面が充実しており、「音量コントロール」「再生/一時停止」「受諾/通話終了」機能を手元のボタンで操作することができますよ。
安価なイヤホンは低音が強い「ダイナミックドライバー」を搭載していることが多いですが、本製品は繊細な音を楽しめる「ハイブリッドドライバー」を搭載しています。 そのおかげで、重低音を中音と高音に分離することが可能。 低音〜中音域をクリアに表現できるので、FPSでは足音を明確に聞き取ることができます。
色々と魅力はありますが、ゲーム好きの人にとっては「Razerのロゴ」が最大の魅力だと思いますねw
アルミフレームボディと編組ケーブルにより耐久性と高級感にも優れているので、長期間にわたって愛用したいイヤホンです。
Razer Hammerhead Duo Console
接続方式 | 有線 |
タイプ | カナル(密閉型) |
マイクの有無 | あり |
ケーブルの長さ | 120cm |
ドライバーのサイズ | 未記載 |
価格 | 約8,700円 |
Razer Hammerhead Duo Consoleは、前述の「Razer Hammerhead Duo」を家庭用ゲーム機向けに調整したゲーミングイヤホンです。
低音域の再現性が高いハイブリッドドライバーを搭載している点や、Razerのロゴが刻印されている点は変わりません。
変更点は下記の3点です。
通常版とConsole版の違い
- 音量コントロールボタン→マイクミュートのON/OFFスイッチ
- 編組被覆ケーブル→ハーフゴム製ケーブル(緑色のみ)
- 持ち運びに便利な布製キャリーケースが付属
マイク操作がシンプルになった点は好みが分かれますね。
来客やトイレなどで一時的に席を外すときには、即ミュートにできる方が便利です。
あとConsole版では、「ゴム製ケーブル」を採用したグリーンカラーも選べるようになりました。
高級感を重視する人はブラック。
Razerらしさを重視する人はグリーンがおすすめです。
XROUND AERO (エアロ)
接続方式 | 有線 |
タイプ | カナル(密閉型) |
マイクの有無 | あり |
ケーブルの長さ | 120cm |
ドライバーのサイズ | 8.0mm |
価格 | 約10,000円 |
XROUND AERO (エアロ)は、音楽鑑賞とゲームプレイの両方に適したゲーミングイヤホンです。
本製品は「特許取得済みの空気力学を用いた設計」「3Dチューニング技術」による、ダイナミックな音場と定位感が魅力です。 ゲームや映画鑑賞で使えば音響効果を存分に楽しめますし、音の方向を細かく感じ取ることができますよ。 さらに有線のため遅延はゼロで、ハイレゾ再生にも対応。 セミオープンタイプ(半開放型)のため音が籠もることがなく、適度な抜け感を味わえます。
ゲーミングイヤホンでは珍しくフラットな音域なので、女性ボーカルや自然な聴き心地が好きな人におすすめです。
逆に「低音域がドンドンと鳴るのが好きな人」「迫力ある音が好きな人」は、値段の割に物足りなさを感じるかもしれませんね。
元の性能が高いので、好みに応じてイコライザで調整しましょう。
幅広い用途で使える最高環境が約1万円で手に入ると考えると、コスパも優秀ですよ。
Razer Hammerhead True Wireless
接続方式 | 無線 |
タイプ | カナル(密閉型) |
マイクの有無 | あり |
ケーブルの長さ | なし |
ドライバーのサイズ | 13.0mm |
価格 | 約10,000円 |
Razer Hammerhead True Wirelessは、超低遅延接続が可能な完全ワイヤレスイヤホンです。
Razer Hammerhead True Wirelessの特徴
- Bluetooth5.0
- コーデックはSBCとAACをサポート
- 最大16時間のバッテリーの持続時間(ケース込み)
- 約1.5時間で満充電
- 充電端子はUSB Type-C
- 遅延時間が60ms(0.06秒)
- タッチ操作の音声アシスタント
- 防水性能はIPX4
最大の魅力は、わずか0.06秒の遅延時間。
快適なワイヤレスイヤホンで、音ゲーやFPSを自然に楽しむことができます。
また、専用アプリでは、バッテリーの残量確認やエフェクト選択が可能。
好みや場面に応じて、「低音ブーストモード」「高音ブーストモード」を使い分けられます。
ノイズキャンセルに非搭載な点だけは残念ですが、約1万円の価格を考えると納得がいきますね。
人気モデルなだけあって、バッテリー持続時間や耐水性などの基本スペックも優秀ですよ。
普段使いにも適したおすすめのイヤホンです。
[memo title=”MEMO”]本製品はiPhone用のコーデック「AAC」をサポートしています。ゲーム好きのiPhoneユーザーは「AirPods」ではなくこちらを選ぶのもありですね。[/memo]
SHURE SE215SPE+BT2-A
接続方式 | 無線 |
タイプ | カナル(密閉型) |
マイクの有無 | あり |
ケーブルの長さ | なし |
ドライバーのサイズ | 8.6mm |
価格 | 約14,000円 |
SHURE SE215SPE+BT2-Aは、超低遅延のaptX LLに対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
音楽鑑賞用のイヤホンとして人気を集めていますが、ゲーミングイヤホンとしても実用的な性能を備えています。
ゲームに最適なポイント
- aptX LLにより遅延時間は0.04秒未満
- aptX HDによりハイレゾ相当の伝達に対応
- 低域を強化したダイナミック型ドライバー
- 騒音カット効果に優れたソフトで弾力性のあるイヤパッド
- 単体で最大10時間の連続駆動
- マイクとリモコンを搭載
ケーブルを耳に掛ける「SHURE掛け」ができる点も魅力。
装着時の安定感は最高レベルで、タッチノイズもかなり軽減できますよ。
さらに本製品は「リケーブルセット」も販売されています。
単体モデルよりも約4,000円高いですが、良い音で聴きたいときは有線接続、快適に使いたいときは無線接続に切り替えることが可能です。
SHUREのブランドを使ってみたい人、ブルーやブラックのクリアカラーが気に入った人におすすめのイヤホンです。
迷ったらこのイヤホンを選べばOK
結局どれにするか迷うぞ。
一押しのやつを教えてほしい!
人気製品ばかりなので、このように思う人も多いですよね。
「とにかくゲームに適した良いイヤホンがほしい」という人には、有名メーカーが販売する下記の3製品がおすすめです。
- ASUS in-ear ROG CETRA CORE(約5,500円)
→中価格帯の中では音質と高級感に優れる、L字プラグで使いやすい - Razer Hammerhead Duo(約10,000円)
→迫力のある重低音が出せる、アルミボディ&編組ケーブルによる高級感と高耐久性 - Razer Hammerhead True Wireless(約10,000円)
→超低遅延の完全ワイヤレスイヤホン、快適なタッチ操作、エフェクト設定が可能
高性能なゲーミングイヤホンを使うと、対人戦で有利な上に、ゲームの音響を存分に堪能することができます。
ぜひこの機会に、快適度や定位感が優秀な中価格帯以上のイヤホンに触れてみてほしいですね。
今まで聞こえなかった音が聞き取れるようになると、今まで以上にゲームが楽しくなりますよ。
それでは、最後まで読んでくれてありがとうございました!
良いゲームライフをお過ごしください。