こんにちは、ミニマルです。
「パルフェ リメイク」をクリアしました。
元々は2005年発売の恋愛ADVです。しかし昔のゲームとは思えないほどテンポが良く、システムやグラフィックも一新されていたので、とても面白かったですね。
それと「里伽子ルートの完成度が高い」という情報は知っていましたが、本当に感動的なシナリオで、心を打たれました。
現在でも珍しいヒロインなので、里伽子ルートだけでも、一見の価値はあると思います😌
クリア時間は全ルート込みで15時間ほど。サクッと楽しめるので、気になっている方は、ぜひ遊んでみてください🙇♀️
本記事の流れ:3ステップ
- ①ゲーム紹介:概要、シナリオ、特徴
- ②感想:良い・微妙なところ
- ③これから遊ぶ人へ:攻略順など
上記のとおり。
「ゲームの概要→感想→有益な情報」という流れで、簡潔にまとめました。
※本記事では未プレイの方に向けて、ネタバレ控えめでレビューします。ゲームを選ぶ際の参考になればと思います。
『パルフェ リメイク』のOPです(歌:KOTOKO)
公式サイト、販売ページはこちらです
パルフェとは:焼失したメイドカフェの復興を目指すADV

パルフェは2005年に戯画が発売した、「メイドカフェ経営」がテーマの18禁恋愛ADV。
2021年には、システムやグラフィックを一新した『パルフェ リメイク』が発売されています。なので、今でも遊びやすい作品ですよ。
次に、シナリオはアニメ化もされたライトノベル『冴えない彼女の育てかた』、名作恋愛ADV『WHITE ALBUM2』の丸戸史明さんが担当しています。
なので、まずは本作を遊んで、気に入ったらWHITE ALBUM2もおすすめです。
※パルフェは約15時間でクリアできるライトな名作、WHITE ALBUM2は60〜100時間以上かかる大作という感じ。
パルフェは関連作品があるので、シナリオ紹介に入る前に、簡単に整理しますね。
戯画カフェシリーズ3部作(パルフェは2作目)

- ①ショコラ:2003年発売の恋愛ADV。父親が経営するアンティークカフェの店長代理として働く話。
- ②パルフェ:2005年発売の恋愛ADV。火災で失ったメイドカフェを復活させて、店長&コックとして働く話。
- ③シュクレ:2011年発売の恋愛ADV。売上が落ち込んだ昔馴染みの喫茶店のコックとして働く話。
タイトルとキャラデザは前2作から踏襲。世界観とシナリオライターは別。
上記の3作品は、美少女ゲームブランド・戯画が発売した「カフェ」がテーマの恋愛ADV。タイトルはどれもスイーツ関係の用語ですね。
パルフェはショコラの2年後が舞台ですが、シナリオの繋がりはほぼありません。なので、パルフェから遊んで大丈夫です。
※サブキャラとしてチラッと出たり、店の名前が出たりする程度。
また、3作品をまとめたリマスター版もあります。お得に遊べるので、気になる方はチェックしてください。
ショコラ、パルフェ、シュクレの3つが収録されたセット商品
パルフェの簡単な内容:あらすじ、システム、特徴

ゲームのざっくりとした内容を紹介します。
といっても、一般的な「マルチエンディングの恋愛ADV」です。
短いので、30秒〜60秒程度で読めると思います。
メイドカフェの出店をショッピングモールに勧誘される

大学生の主人公・高村仁のもとに、開業間近のショッピングモールから電話が来るところから、物語は始まります。
電話の内容は、半年前に焼失したメイドカフェ・ファミーユを出店してほしいというもの。
ファミーユは主人公の兄が建てて、義理の姉・杉澤恵麻が経営者。そして、主人公や一部のヒロインも働いていた場所です。
義理の姉には反対されるものの、思い出の店を復活させるべく、主人公はファミーユの新店舗を出店させます。
隣にライバルの人気カフェがオープン

開店準備を進めるうちに、隣に人気店のメイドカフェ・キュリオ3号店がオープンすることが発覚。
しかもキュリオは、ファミーユがコンセプトを模倣したオリジナルの店です。前作ショコラの舞台(1号店)でもあります。
その後はキュリオと「売上対決」をする展開に、、、。
売上アップのためにメニューを改善したり、スタッフのヒロインと協力して店を盛り上げたりするうちに、恋が芽生えていくという物語です。
※余談ですが、本作のリメイク前のタイトルは『パルフェ 〜ショコラ second brew〜』。「second brew=二番煎じ」という意味。
つまり「ショコラの続編」かつ「キュリオを模倣したファミーユ」を表したサブタイトルです。
重くて感動的なシナリオもある

基本的には「甘くてちょっと苦い恋愛」という感じ。前述の売上対決の件も含めて、明るめのシナリオです。
しかし「大学の友達・夏海 里伽子」「義理の姉・杉澤 恵麻」のルートは重めでして、泣きゲーの要素もあります。
※特に里伽子ルートは感動的で、人気が高いです。
あと「三角関係のような恋愛のドロドロした展開はない」ので、安心して楽しめますよ。
マップから行き先を選んでルート分岐する

本作は1日に1回マップから行き先を選んで、ルート分岐するシステム。会話中の選択肢はありません。
ヒロインの場所はアイコンで表示されるので、「行き先=イベントを見たいヒロインのアイコン」です。選択肢よりも簡単ですね。
それと上記のスクショでも分かるとおり、ルート分岐に必須の条件(見る必要があるイベント)も表示されます。私も含めて、難しい分岐が苦手な方にはありがたいかなと。
※ルート分岐のヒントは、PCのオリジナル版にはありません。
パルフェの感想:良い or 微妙なところ

良いところを4つ、微妙なところを2つ、サクッと紹介します。
テンポが良くて、かなり「遊びやすい」です

正直に言うと、遊ぶ前は「20年以上前のゲームだから自分には合わないかも、途中で飽きそうだな」と思っていました。
というのも、グラフィックやシステムはリメイクできても、シナリオやルート分の仕組みはオリジナル版のままですよね。
つまらない日常パートがダラダラ続くようだと、結構キツいなと。
しかし予想以上に遊びやすくて、数日でクリアしちゃいました。たとえば、下記の点が良かったですね。
- 会話のテンポがいい
- シナリオに引き伸ばしがない
- 日付が1日ごとに区切られていて、分岐が分かりやすい
- 分岐条件が明記されている
あと、システム周りも完璧でした。
基本的な機能の他に例をあげると、下記ですね。
- 既読文章の自動スキップ、前or次の選択肢までスキップ
- バックログからのクイックジャンプ機能
- メニューやメッセージの細かい調整(影、透過度、表示速度)
- セーブデータは60個(さらにオート、クイックセーブ)
- システムボイスを好きなキャラから選べる
名作ADVのリメイク版の中には、残念ながら「UIやシステム周りが使いづらい」「オリジナル版の良さがない(声優や原画の変更など)」作品もそこそこあります。
その点、本作は丁寧にリメイクした感じが伝わって「好印象」でした。少なくともリメイク版で一新したシステムとグラフィックは、今のゲームのクオリティだと思います。
「メイドカフェ経営」というニヤッとする設定

これは言うまでもないと思いますが、、、「主人公が店長に近い立場で、メイド服を着たヒロインと仕事をする」って良いですよね。
「ヒロインと一緒に店を成長させるうちに恋に落ちる」というのは自然な流れですし、「メイド服、着替えシーン、退勤後のイチャイチャ」なども良いです。
意外にも、メイドカフェが舞台のADVってほぼないですよね。古いゲームなのに新鮮な気持ちで遊べたのは、これが理由かもしれません。
ヒロインが豊富で可愛い(ツンデレ、ロリ巨乳、義理の姉 etc…)

メインヒロインは6人。どれもキャラが立っているので、誰が遊んでも、好きなキャラは必ずいるはず。
メインヒロインの特徴(属性)
- 風美 由飛:同年代、天然、天才
- 花鳥 玲愛:同年代、ツンデレ
- 夏海 里伽子:同年代、常識人、謎が多い
- 雪乃 明日香:年下、JK、ロリ巨乳
- 涼波 かすり:年上、器用貧乏なことが悩み
- 杉澤 恵麻:義理の姉、ブラコン
メインヒロインの立ち絵です(6人)
この中で人気なのは、金髪・ツインテの「花鳥 玲愛」。ツンデレを流行らせた有名キャラで、当時は「ツンデレクイーン」と呼ばれていたそうですね。
「ツンデレ+世話焼き女房」という感じで、好感を持ちやすいヒロインでした。徐々に甘えてくる感じが、本当に可愛いです。
あと個人的には「涼波 かすり」が好きでした。「友達のように接してくれるノリのいい先輩」というキャラで、地味だけど、刺さる人は刺さると思います。
※人気は低そうなので、プレイ時に共感してもらえたら嬉しいですね。
里伽子ルートのクオリティが抜群に高い

本作は里伽子ルートなしだと70点くらい、ありだと90点以上、という感じ。それだけ里伽子ルートは良シナリオだと思います。
短めのADVながら伏線が張られていて、しっかりと回収しつつ、感動的な展開にするのは見事だなと。
サクッと終わるので、里伽子ルートだけでも遊ぶ価値がありますよ。事前に調べたりせず、初見で遊びましょう。
シナリオの面白さにバラツキがある

ヒロインはどれも魅力的ですが、シナリオの満足度にはかなり差がありますね、、、。
シナリオの面白さで言うと「里伽子>>>>恵麻>>玲愛=由飛>かすり=明日香」という感じ。
シナリオは里伽子、ビジュアルは玲愛(金髪ツインテ)が支えていると思います。
特に「かすり」「明日香」ルートはもうちょっと盛り上げてほしかったというのが、正直な感想です。
リメイク版に追加ヒロインのルートがない

『パルフェ リメイク』には、PS2版やPS Vita版に収録されている追加ヒロインのルートがありません。下記の2人です。
- 川端 瑞奈:本作のヒロイン・花鳥 玲愛の友達(ピンク髪)
- 沢崎 美緒:コーヒーの卸会社の営業部員
特に「川端 瑞奈」は本編にも登場するキャラなので、個別ルートが見たかったですね、、、。素直に残念です。
ただし、Wikiによると「追加ルートはシナリオライターが違う」とのこと。オリジナル版の丸戸史明さんが関わっていないなら、仕方ないかもしれません。
追加ヒロインがいるのはVita版まで(ただしグラフィックは古い)
これから遊ぶ人へ:攻略順、バージョンの違いなど

最後にこれから遊ぶ人に「有益そうな情報」をまとめて、記事を終わります。
前作を遊ばなくても楽しめます

繰り返しですが、本作『パルフェ』と前作『ショコラ』の繋がりはほぼありません。
なので、まずは高評価のパルフェを遊んで、気に入ったらショコラやシュクレを遊べばOKです。
それでも1作目から遊びたい方は、3作品が収録された『スウィートカフェコレクション』がおすすめ。パルフェ単体と比較しても、価格はあまり変わらないので、お得に遊べます。
※ちなみに『ショコラ』『シュクレ』のHDリマスター版は単体販売されておらず、スウィートカフェコレクションでしか遊べません。
オリジナル版よりもリメイク版がおすすめ

パルフェは「オリジナル版」と、システムやグラフィックが一新された「リメイク版」の2種類があります。
下記を見れば分かりますが、タイトルがややこしいです。なので誤って購入しないように、簡単に整理しますね。
パルフェのオリジナル版は5作品(リンクは商品ページ)
- ①パルフェ ~ショコラ second brew~(PC):オリジナル版、メディアはCD-ROM。
- ②パルフェ 〜ショコラ second brew〜 Re-order(PC):おまけシナリオ、アレンジBGMなどを追加した移植作。メディアをDVD-ROMに変更。
- ③パルフェ -Chocolat Second Style-(PS2):非18禁、PS2への移植作。2人の追加ヒロインルートあり。
- ④パルフェ 〜ショコラ second brew〜 Standard Edition(PC):非18禁、PS2版の逆移植。
- ⑤パルフェ(PS Vita):非18禁、PS2版の移植がベース
パルフェのリメイク版は3作品
- ①パルフェリメイク(PC):18禁、オリジナル版からシステムやグラフィックを一新
- ②パルフェリメイク StandardEdition(PC):非18禁、上記の全年齢版
- ③パルフェリメイク(PS4、Switch):非18禁、コンシューマー版
- ④スウィートカフェコレクション~ショコラ・パルフェ・シュクレ~(Switch):非18禁、カフェシリーズ3作品が収録されたお得セット
上記のとおり。
特にこだわりがなければ、『パルフェリメイク(PS4、Switch)』がおすすめ。グラフィックが綺麗で、システムが親切で遊びやすくて、価格が安いからです。
あと前述のとおり、カフェシリーズ3作品が入った『スウィートカフェコレクション』もコスパが高いです。このどちらかでいいと思いますよ😌
里伽子ルート以外は好きな順番で遊べばOK

「どのルートから遊んだほうがいい?」と疑問に思う方もいるはず。
結論としては、シナリオの完成度が圧倒的に高い「里伽子ルート」を最後に遊ぶのがおすすめ。あとは好きなヒロインから遊べばOKです。
里伽子ルートは攻略の難易度が高め、主人公の過去にも関わるので、ゲーム的にも「後半に遊ぶように設計されている」印象を受けます。
あと徐々に盛り上がる(微妙→良い)順番だと、「①かすり、明日香(順不同)→②由飛、玲愛(順不同)→③恵麻→④里伽子」ですね。
※とはいえ、好きに楽しむのが一番だと思います。
最後に:生産終了済みなので、安いうちに確保しましょう

パルフェの発売元の『戯画』は2023年に解散。2025年に、パルフェのコンシューマー版も販売を終了しています。
つまりパルフェは生産終了済みでして、再販はありません。なので興味がある方は、安いうちに確保したほうがいいです。
前述のとおり、執筆時点では『パルフェリメイク(PS4、Switch)』『スウィートカフェコレクション(Switch)』はまだ安いです。今後は確実に値段が上がっていくはず。
個人的にも、パルフェは「遊ぶ価値のある名作」「サクッと遊べて感動できる稀有な恋愛ADV」だと思います。面白いので、ぜひどうぞです😌







