PS4の純正コントローラーって値段が高すぎない?
高いお金を出してまで買うか迷うなぁ…。
こんな疑問に答えますね!
本記事を書いた人
PS4:純正コントローラーの値段が高い7つの理由
前置きとして、PS4のコントローラー「DUALSHOCK 4」の定価は6,480円(税込)です。
さらに現在は品薄のため、新品価格は9,000円台まで上昇しています。
※2022年2月時点で、公式から生産終了のアナウンスはなし
これだけ値段が高いと、「中華製の安い互換品でもいいかな」「でも純正品のほうが使いやすいしな…」と迷いますよね。 というか、「定価の時点で高すぎるだろ!」と思う方も多いハズ。
しかし、値段が高いのには理由があります。
なので、「値段が高くても納得できる理由」「それでもDUALSHOCK 4を選ぶべき理由」を7つ紹介しますね。
有益な情報も含めて、テンポ良く紹介していきます!
①マルチタッチ対応のタッチパッドで操作できる
DUALSHOCK 4の中央にあるパネルは、「クリック、スワイプ、2点までのマルチタッチ」が可能な静電容量式のタッチパッドです。
実は1920×900点の高い分解能を持っていて、1パネルで複数のボタンを兼ねられるんですよ。
しかもクリックした場所に対して自由に傾き角度がつくという、珍しい仕様です。
というと、「デュアルショック4のタッチパッドをまともに使ったことがない」「タッチパッドは押しづらいからボタンでいい」と思う方が大半かなと…😌
実際にタッチパッドを有効活用しているゲームはほぼないので、その認識で合っています笑
しかし、タッチパッドを常用するゲームもある
有名タイトルを例に出すと、800万本以上売れた侍アクションADVゲーム「ゴーストオブツシマ(Ghost of Tsushima)」が該当します。
このゲームの基本操作には、タッチパッドをクリックで「耳澄まし」、スワイプで「誘い風+仕草」というアクションがあるんですよ。 そのため、タッチパッドがないと「目的地の方向の把握」「尺八やお辞儀が条件になるトロフィーの取得」ができません…。
もちろん互換品にもタッチパッドはありますが、「クリック機能はあるけどスワイプ機能がない」という製品が多いです。
なので、ゲームを快適に遊ぶためにDUALSHOCK 4を買ったほうが良いという結論です。
実用性はともかく、優秀なタッチパッドを搭載してるから値段が高いわけです。
②イヤホン端子から音声を入出力できる
これは使っている方が多いですよね。
DUALSHOCK 4は3.5mmイヤホンジャック(4極プラグ用端子)を搭載しているので、テレビやPS4本体にコードを繋がなくても、手軽にイヤホン/ヘッドホンでゲーム音を聞くことができます。
しかもDUALSHOCK 4は無線接続にも関わらず、音声の遅延はほぼゼロです。
マイク音の入力にも対応しているので、ボイスチャットも快適に行えますよ。
今ではPS5のコントローラー 「DualSense」やXboxのワイヤレスコントローラーにも搭載されていますが、PS4で初めて使ったときは感動したハズ。 ニンテンドースイッチのProコントローラー(税込み7,678円)にもイヤホンジャックはありませんし、DUALSHOCK 4はマジで優秀です。
あとはWiiリモコンと同じく、モノラルスピーカーも搭載されていますね。
ゲームの演出でたまに使う程度ですが、没入感を向上させる大切な機能です。
上記の通りでして、スピーカーとイヤホンジャックだけでも、1,000円以上の価値はあると思います。
③3軸ジャイロ・3軸加速度センサーで体感操作できる
DUALSHOCK 4はこの2つの高精細モーションセンサーによって、「コントローラーの動き」を利用した体感操作ができます。
たとえば、「GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動」はジャイロ機能をフル活用したゲームですね。 「重力操作時はコントローラーに対応して視点が傾く」という仕様でして、一気にアングルを変えられるうえに、高い没入感を味わえるんですよ😌
こういうゲームを遊ぶ際にモーションセンサーの精度が悪いと、一々ストレスを感じて、面白さが半減します。
なので、モーションセンサーの精度が良い純正品がおすすめです。
モーションセンサーの精度はPS3やPS Vitaよりも向上しているそうです。
たぶん、これも値段が上がった理由の1つかなと。
④3色のLEDでシーンを表現するライトバーがある
DUALSHOCK 4の上部には「ライトバー」があるため、3色のLEDによって、プレイヤーの番号を識別することができます。
- プレイヤー1:青
- プレイヤー2:赤
- プレイヤー3:緑
- プレイヤー4:ピンク
あとライトバーにはもう1つ役割があって、ゲームの演出にも使われるんですよ。
たとえば、体力が減るごとに「青色→黄色→赤色」となったり、危機的状況だと「赤色の点滅」になったり、ゲーム内の情報を直感的に識別することができますよ。
必要かと言われば微妙ですが、「暗い部屋でゲームをするときに、ライトバーの演出によって没入感が上がる」かもしれません…笑
⑤調整可能な振動機能がある
ゲームを遊んでいるときにコントローラーが「ブブブッ!」となって、驚いたことはありますよね。
振動機能を使うゲームは多いので、臨場感をアップさせるためにも、純正コントローラーを使うことは大切です。
たとえば、FF14の「釣り」は振動の強さで魚の大きさが判別できるんですよ。 さらに画面を見なくてもヒット確認が可能になるというメリットもありますね。
他にも、ADVゲーム「ファタモルガーナの館」は振動機能を演出に上手く使っています。
感心したのはDUALSHOCK4振動機能の強弱、長短、全パターンを使いこなしている点ですね。めちゃめちゃ丁寧に調整されてるw#ファタモルガーナの館 #ファタモルガーナ #PS4share pic.twitter.com/XKYq7bl6YG
— ᗩKKᗩᑎ ᐯᗩᗪᕮᖇ (@Akkan_Vader) June 14, 2020
感心したのはDUALSHOCK4振動機能の強弱、長短、全パターンを使いこなしている点ですね。 めちゃめちゃ丁寧に調整されてるw
このように振動機能は地味に大切です。
ゲームを楽しむためにも、安価な互換品は避けましょう。
ちなみに、振動があるから「DUALSHOCK」という名前なんですよ。
PS3の初期コントローラー「SIXAXIS」は振動非対応。PS5のコントローラー「DualSense」は振動以外の機能もあるので、名前が異なるわけです(早口)。
⑥精度、操作性、持ち心地が最高
ゲーマーほど深く共感してもらえるかなと思いますが、結局、純正コントローラーが一番使いやすいです。
そこで、私がDUALSHOCK 4を使っていて「ほんと優秀だな…」と思う点は、次の5点ですね。
DUALSHOCK 4の優秀な点(機能以外)
- ①最大12時間の長時間連続駆動
- ②重さが215gと軽い(DualSenseは282g)
- ③滑らず、指紋がつきにくい質感
- ④男性の手にフィットするサイズ感
- ⑤スティックをグリグリと動かせる
上記の通りでして、軽くて、持ちやすくて、操作性も抜群に良いです。
たとえば、ライセンス製品のHORI製コントローラーでも、ボタンやスティックが硬かったり、ボタンが深すぎて連射に不向きだったりします。 サードパーティー製品は、言うまでもなくって感じかなと…😌
コントローラー買い替え。
— ぴろり。 (@wan_wan_o000) December 25, 2021
やっぱりDUALSHOCK4が1番
使いやすい( ˘ω˘ ) pic.twitter.com/X71FqBxovG
⑦半導体不足で品薄(しょうがない)
みなさんもご存知の通り、2020年〜現在に至るまで「半導体不足問題」が深刻です。
参考:ゲーム機や自動車などが品薄に。深刻な「半導体不足」がなぜ世界中で起きているのか?
ゲーム業界で言えば、PS5やニンテンドースイッチが品切れで購入できませんよね…。
なので、前世代機の周辺機器である「DUALSHOCK 4」が高騰するのは仕方ないです。
それでもSONYはDUALSHOCK 4の生産を続けていますし、半導体は2022年末から解消していく見込みなので、安く買いたい方は気長に待ちましょう😌
純正コントローラー専用の便利な周辺機器もある
おまけとして、DUALSHOCK 4でしか使えない便利な周辺機器を3つ紹介します。
背面ボタンアタッチメント
DUALSHOCK4の背面に取り付けて、2つのボタンを追加できるSONY公式の周辺機器です。
コイツはチート級に便利な製品でして、特徴は次の3点。
背面ボタンアタッチメントの特徴
- ①それぞれに好きなボタンを設定可能
- ②プロファイルを3つまで保存可能(切り替えも簡単)
- ③背面ディスプレイでボタン割り当てを確認可能
背面ボタンアタッチメントの使用例
- 押しづらい「L3押し込み」のダッシュ操作を快適にする
- 「○」を左背面に割り当てて、会話やページ送りを左手でも可能にする
- 「×」を左背面に割り当てて、×ダッシュをしながら右スティックで視点操作(例:モンハン)
上記の通りでして、FPSやアクションゲームが捗りますし、その他のゲームでも大活躍してくれますよ。
ぶっちゃけ、これがあるだけでもDUALSHOCK4を購入する価値があるかと。 DualSense版を待ち望んでいる方も多いです。
まだ持っていない方は、ぜひ試してみてください!
DUALSHOCK 4 充電スタンド
背面ボタンアタッチメントよりは優先度が下がりますが、「あれ、コントローラー充電したっけ?」という悩みを解決してくれる充電スタンドは最高です。
ゲームを遊び終わったらカチャッと置くだけでOK。 いちいちUSBケーブルを挿して、充電する手間が省けます。
個人的には「本体付属品にしてほしいほど快適」「最初から買っておけばよかった」と思いました。
控えめに言っても、買って後悔することはありません。
FPSフリーク Vortex PlayStation 4
FPSやアクションゲームが「コントローラーのスティックに付けるだけで上手くなる」という大人気の周辺機器です。
装着するとスティックの高さが上がって、可動域も上がるので、操作性が向上するんですよ。 なので、エイム力を向上させたいFPSゲーマーにおすすめです。
また、カメラ操作が必要なRPGやアクションゲームでも活躍してくれますよ。
騙されたと思って、ぜひ使ってみてほしいですね。
結論:純正コントローラーが最強なので買いましょう
「安物買いの銭失い」という言葉があるように、ちょっと高くても、質の良いモノを購入したほうが結果的にお得です。
ゲームを存分に楽しむためにも、互換品ではなく「DUALSHOCK4」を使うことをおすすめします。 その方が、絶対に満足度が高いですよ。
また、今後もDUALSHOCK4は値上がりが続くことが予想されます。
購入を検討している方は、今のうちに確保しておきましょう。
では、今回はここまでです。
結論:DUALSHOCK4がイチオシです