雑記ゲームブロガー!
ミニマル(
@minimal005)です。
この度は海外の通販サイト「Banggood(バングッド)」さんのご厚意で、安価な製品を選んでレビューさせていただけることになりました!
そこで私が選んだのは、高スペックCPU+アルミ合金ボディを搭載した中華ポータブルゲーム機「Whatsko RG351M」です。
今回レビューするゲーム機はこちら
このシリーズは異様に人気が高いので、前から気になっていたんですよ。
しかもメーカー提供品じゃないので、本音でレビューが書けますw
RG351Mは1万円台前半という良心的な価格ながら、N64・PS・PSPなどの3Dゲームソフトまで遊べる実用性の高さを誇ります。
しかも日本語対応しているので、「中華ゲーム機初心者」「レトロゲームが好きな人」にはぴったりの製品ですよ。
それでは、早速レビューしていきます😌
本記事の内容
- RG351Mの注目ポイント7選
- RG351M、RG351P、RG350Mのスペック比較
- RG351Mの開封レビュー
- RG351Mを2週間使ってみた感想
- RG351Mの総評
- RG351Mの購入先
RG351Mの注目ポイント7選
まず最初に、RG351Mの注目ポイントを7つ見ていきます。
他の中華ゲーム機との差別点になるので、類似品を検討している人の判断基準になりますよ。
RG351Mの注目ポイント7選
- 1万円台後半でコスパ最強(64GBのSDカード付き)
- PSPソフトまで動かせるクアッドコアCPU「RK3326」
- 20機種以上のマルチエミュレーター「RetroArch」
- 重厚感・排熱性の高いアルミニウム合金
- 音質に優れるステレオスピーカー
- 初心者でも簡単に日本語化可能(設定画面を弄るだけ)
- Wi-Fi、Bluetooth内蔵(※技適マークはなし)
RG351Mの最大の強みは、「圧倒的なコスパの高さ」です。
第5世代ゲーム機(PSやN64)を快適に遊べる高性能CPU、高級感のあるアルミ合金ボディを採用しつつ、1万円台の低価格はかなり魅力的です。
さらに中華ゲーム機初心者にも優しい設計で、設定画面から日本語化可能。
内蔵エミュレーターだけで20種類以上のゲーム機を遊ぶことができますよ。
CFWを導入して自分好みにカスタマイズするのもありですね。 「MicroSDカードスロット」「OTG対応 USB Type-C端子が2ポート」があるので、拡張性の高さは申し分ありません。
最後に、シリーズ初となるワイヤレス通信機能を搭載しています。
通信機能やファームウェアアップデートを簡単に行うことが可能。
ただし技適マークがないので、「Wi-Fiドングル」を使うことを推奨しておきます。
コスパ、実用性、高級感に優れる名機です。
64GBのSDカード付きで1万円台前半は安すぎますよね…。
RG351M、RG351P、RG350Mのスペック比較
RG351Mのスペックは以下の通りです。
よく似ている「RG351P」「RG350M」の2機種とも比較しますね。
製品名 | RG351M | RG351P | RG350M |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 3.5インチ IPS(320×480) | 3.5インチ IPS(320×480) | 3.5インチ IPS(640×480) |
システム | Retro Arch | Retro Arch | Open Dingux |
CPU | RockChip RK3326 (Quad-Core 1.5GHz) | RockChip RK3326 (Quad-Core 1.5GHz) | JZ4770 mips(1GHz) |
メモリ | DDR3 1GB | DDR3 1GB | DDR2 512MB |
ストレージ | microSDカード 最大256GB | microSDカード 最大256GB | microSDカード 最大256GB |
バッテリー | 3500mAh(連続8時間駆動) | 3500mAh(連続8時間駆動) | 2500mAh(連続6時間駆動) |
素材 | アルミニウム合金 | プラスチック | アルミニウム合金 |
サイズ | 71mm x 152mm x 18mm | 71mm x 152mm x 18mm | 74mm x 146mm x 19mm |
重量 | 260g | 184g | 252g |
その他 | Wi-Fi・Bluetooth搭載 | MicroHDMI搭載 (音声出力は不可能) |
まず最初に、RG351MはRG351Pの豪華版という位置づけです。
そのため、素材とワイヤレス機能以外の違いはありません。
「M=メタル」「P=プラスチック」と覚えておけばOKです。 元々はRG351Pにもワイヤレス機能が搭載される予定でしたが、不具合によって非搭載になりました…。
次にOSにOpen Dinguxを搭載した「RG350M」と比較すると、以下のような違いがあります。
RG350Mのメリット
- 解像度が「640×480」と高い
- MicroHDMI端子からテレビ出力できる
※音声出力は不可能
RG350Mのデメリット
- CPUのスペックが低い
- メモリがDDR2 512MBとかなり劣る
- バッテリー容量が2,500mAhと少ない
- RG351Mよりも若干大きめ
- ワイヤレス機能がない
特にこだわりがなければ、最新機種で性能が高い「RG351M」がおすすめです。
画質優先ならば、高解像度の「RG350M」もありですね。
「第5世代のゲームソフトを快適に遊びたい人」「高速化、テクスチャー、アップコンバートの機能を使いたい人」は「RG351M」を確実に選びましょう。
RG351Mの解像度が高ければ最高だったんですけどね。
値段を考えると仕方ないです。
RG351Mの開封レビュー
本体箱を開封
Banggood(バングッド)さんから届いた「RG351M」の本体箱はこんな感じ。
白い簡易的な箱がテープ止めされているだけで、ポータブルゲーム機が入っているとは思えないほど安っぽいですw
でも、限界までコストカットしてくれるのはありがたいですね。
コスパが大切な中華ゲーム機は、安いに越したことがありません。
本体はビニール袋と発泡スチロールで包装されていました。
液晶画面さえ守ってくれれば問題ありませんねw
同梱物一覧
同梱物は以下の通りです。
- RG351M本体
- MicroSDカード 64GB
- USB-A to USB Type-Cケーブル
- 説明書
ACアダプタは未付属ですが、充電用USBケーブルはしっかりと付属しています。
欲を言えば、両方ともType-Cのケーブルが良かったですね。
64GBのMicroSDカードは非常にありがたいです。
レトロゲームのROMを入れるには十分過ぎる容量なので、不足することはないでしょう。
本体をチェック
本体はアルミボディだけあって高級感があり、1万円台の安価なゲーム機とは思えません。
樹脂製のPS Vitaやニンテンドースイッチよりも高級機種に感じます。
3DジョイスティックはSONY機と同様の左右対象配置ですね。
スティックの配置は好みが分かれますが、一般的には「利用頻度の高いボタンが親指に近い左上にあると操作しやすい」と言う意見が多いです。 レトロゲームは十字キーを多用するため、RG351Mはこの配置でOKだと思います。
背面だけ見るとモバイルバッテリーに近いですね。
持ち手には滑り止めが付いており、適度な重さと厚さによって持ち心地はかなり良いです。
上面には、以下のボタンや端子を搭載しています。
- R1、R2ボタン
- L1、L2ボタン
- USB Type-C端子(OTG対応)
- USB Type-C端子(充電・OTG対応)
- イヤホンジャック
携帯ゲーム機はボタン数が足りないことが多いですが、RG351Mは「L1〜L3」「R1〜R3」ボタンを搭載しているので十分ですね。
USB Type-C端子が2ポートあるのは嬉しいところ。
欲を言えば、イヤホンジャックは下に搭載してほしかったです。
下面には「ステレオスピーカー」「MicroSDカードスロット」「リセットボタン」が付いています。
リセットボタンは間違って押さないように凹んでいました。
エミュレーターがフリーズしたときに即リセットできるのは助かります。
左側面には「電源ボタン」、右側面には「ボリュームコントロールダイヤル」が付いています。
クルクルと回すだけでボリュームを変更できるのは楽で良いですね。
全体的に丁寧な作りで、粗や擦り傷はありませんでした。
十字キー、3Dジョイスティック、ボタンの凹みも完璧です。
起動画面
電源ボタンを押して起動すると、右上の電源ランプが緑色に光り、各種エミュレーター画面が起動します。
次にスタートボタンを押すと、英語のメインメニューが起動。
「Language」→「Japanese」を押すと、簡単に日本語化できました。
20種類以上のエミュレーター画面は以下の通りです。
エミュレーター画面は洗練されてカッコいいです。
著作権は完全に無視していますねw
RG351Mを2週間使ってみた感想
RG351Mを2週間以上使ってみたので、良いところと微妙なところを紹介していきます。
CFWは未導入ですが、一通りのエミュレーターや設定周りを触ったあとの感想です。
2Dゲームは綺麗、3Dゲームは少し粗い
RG351Mの解像度は「320×480」と決して高くありません。
そのため、画質に不安がある人は多いと思います。
この点に関してですが、3.5インチ・IPS液晶ということもあり、2Dゲームやドット絵は鮮明に映ります。
ディスプレイに隙間がないので、初見は「名作が高画質で遊べる!」と感動を覚えましたw
ただし、3Dゲームを遊ぶには、画面サイズ・解像度ともに物足りない印象です。
テキストも潰れやすいので、ADVゲームには不向きですね。
主要なゲーム機の画素密度と比較すると、以下の通りです。
- PSP:128ppi
- 2DS:134ppi
- RG351M:165ppi
- PS Vita:221ppi
- ニンテンドースイッチ:236ppi
画素密度はPSPを上回るため、高画質にこだわらなければ、3Dゲームも十分快適に遊べますよ。
あとは高性能を活かして、フィルターやアップコンバートを利用できるのもメリットですね。
実機よりは綺麗に映るので、人によっては満足できると思います。
2Dゲームは大満足、3Dゲームはあと一歩といった感じですね。
しかし、3Dゲームがサクサク動くだけでも凄いw
PSPまではサクサク動く
各種エミュレーターを試してみたところ、PSPの3Dゲームでも安定して30fpsで遊ぶことができました。
2画面のDSは、画面を切り替えることで問題なく遊べます。
ただし性能の高いドリームキャストは画質・性能ともに厳しめで、動作が重くなる場面が多いです。
最後まで快適に遊ぶのは難しいですね。
あとN64は一部音割れがありましたが、動作に支障はなさそうです。
他のゲーム機は特に問題なく、サクサクと動きます。
PSPエミュが快適に動くのは強いですね!
名作の復刻版がたくさん楽しめます。
操作性はかなり優秀
中華ゲーム機のボタンは押しづらいことが多いですが、RG351Mの操作性・持ち心地はかなり優秀でした。
どのボタンも深めで、押し込むと「カチッ」と鳴るタイプ。
十字キーの斜め入力も簡単で、誤入力の心配もなさそうです。
3Dジョイスティックはちょっと浅く感じますが、グリグリと動かせて3Dゲームでも快適に遊べました。
シリーズを重ねているだけあって操作性は最高です。
十字キー真ん中に凹みがあるのも嬉しいですね。
クイックメニューが便利
ゲームを遊んでいる最中に「R3+L3ボタン」を押すとクイックメニューが起動します。
クイックメニューはPSPやPS3に採用されている「XMB(クロスメディアバー)」によく似たUIで、ステートセーブ&ロードやスクリーンショットなどの操作をいつでも行うことができます。
そして、本機は「R1+R3ボタン」で簡単にクイックセーブが可能です。
各種エミュレーター共通の「ショートカットキー+クイックメニュー」のおかげで、セーブデータの管理を快適に行うことができました!
20種類以上のエミュレーターの操作がチグハグだと嫌ですよね。
そのため、共通操作があるのはかなり好印象でした。
RG351Mの総評
RG351Mは名機と名高い「RG350M」の後に発売されただけあって、凄まじい完成度を誇るポータブルゲーム機に仕上がっていました!
性能・操作性・高級感・実用性・コスパのどれを取っても最高です。
これが1万円台で購入できるのはエグいですね…。
唯一の欠点は解像度の低さですが、2Dゲームを遊ぶ分には問題ありません。 RG350Mは性能面から3Dゲームが厳しいので、今から購入するならばRG351M一択だと思いますね。 どっちにしても、3.5インチの画面で3Dゲームを満足に遊ぶのは厳しいという印象です😌
むしろ欠点や不具合が少なすぎて、中華ゲーム機としては面白みに欠ける気さえしますねw
「中華ゲーム機=安かろう悪かろう」と思っていましたが、そのイメージを完全に払拭する「名機」です。
中華ゲーム機が気になっている人は確実に満足できるので、レトロゲームを遊びたい人は検討する価値がありますよ。
RG351Mの購入先
最後に、「Whatsko RG351M」の購入先を貼っておきます。
安く購入したい人は「Banggood(バングッド)」、気軽に購入したい人は「Amazon」を選びましょう。
Banggood価格:約13,800円(送料460円込み) » Banggood販売ページはこちら Amazon価格:約18,500円(5%クーポン適用後) » Amazon販売ページはこちら
私はBanggoodで注文した9日後に届きました!
意外と早いので、激安のBanggoodがおすすめです。
Banggoodの購入方法やサイトの信頼性は以下の記事にまとめているので、試しに利用してみるのもありだと思いますよ。
中国版Amazonのような通販サイトで、海外通販サイト初心者でも問題なく利用できます。
それでは、最後まで読んでくれてありがとうございました。
お気に入りの中華ゲーム機で、名作レトロゲームを遊び尽くしましょう!