雑記ゲームブロガー!
ミニマル(
@minimal005)です。
レトロゲームの実況をしたい!
始め方から機材まで全部教えて!
今回は、この悩みを解決します。
本記事の内容
- レトロゲーム実況の著作権について
- レトロゲーム実況に使う機材
- 実機or互換機のどっちがおすすめ?
- 互換機はこの2台がおすすめ
- レトロゲームを安く購入できるサイト3選
結論から言うと、YoutubeやTwitchなどでレトロゲーム実況をする場合の準備は、下記の3点だけでOKです。
レトロゲーム実況の準備
- レトロゲーム実況の著作権を理解する
- ゲーム機本体or互換機と、ソフトを購入する
- レトロゲーム実況用の機材を購入する
そこで本記事ではこの3点を深堀りしつつ、さらに詳しい内容は別記事で紹介していきます。
レトロゲームに適した機材やおすすめの互換機を知りたい人ならば、最後まで読む価値がありますよ。
レトロゲームの範囲は、「ファミコン」「メガドライブ」〜「ニンテンドー64」「PS2」あたりまでの年代を想定しています。 ただし、機種を限定する内容じゃないので、PS3やWiiのソフトを実況したい人でも大丈夫です。
レトロゲーム実況の著作権について
現在では『ゲーム配信・実況動画についてのガイドライン』を公式サイトに記載しているメーカーやソフトが多いですよね。
しかしPS4やニンテンドースイッチ以前のゲームの多くは、明確なガイドラインが定められていません。
そのため、レトロゲームの実況動画や配信は“ほぼ全て”グレーゾーン。
『自己責任の範囲内』の形になります。
メーカーから著作権侵害の申立があると、「動画の削除」「収益の剥奪」などのペナルティがあります。 万が一悪質と判断されると、「罰金刑」「チャンネルの削除」に繋がるので注意して下さい。
でも実際に配信してる人も多いよね。
上手くやる方法はないの?
このように思う人は多いですよね。
まず前提として、『任天堂』だけは、レトロゲームの配信を許可しています。
完全に合法で実況したい人は、任天堂が販売したソフトを選びましょう。
ただしSFCやニンテンドー64などの任天堂ハードでも、他社製のゲームソフトはNGなので注意して下さい。
任天堂製以外のレトロゲーム実況はどうなの?
任天堂以外のレトロゲーム実況に関してですが、著作権侵害で動画が削除されたり、収益化が剥奪されたりするケースは正直少ないです。
この理由は下記の2点です。
- ゲーム実況の宣伝効果によって、多少なりともメーカーにメリットがある
- 売れ筋の最新ゲーム以外のネタバレは仕方ない風潮がある
そのため完全にOKとは言えませんが、意外と許されているのが現実です。
実況をする前には、「他にも同ゲームの実況動画が上がっているか」「メーカーが配信に対して厳しいか」を必ずチェックしましょう。
あと仮に著作権侵害で問題になる場合でも、最初はほぼ確実に『警告』がきます。
警告が来てから速やかに対処すれば『罰則』は防げるので、モラルや倫理観があれば、起訴されることはまずないですね。
ゲーム実況者がメーカーに配信許可の問い合わせをするケースは多いです。 これに関してコナミや日本一ソフトウェアが言及していますが、個人に対して配信許可を出すことはほぼないので注意してください。
レトロゲーム実況に使う機材
レトロゲームの場合でも、実況機材は最新ハードと変わりません。
ただし実機でゲーム実況を行う場合のみ、キャプチャボードは赤白黄色の『RCA端子』対応モデルを購入する必要があります。
HDMI接続に対応したレトロゲーム互換機を使う場合は、通常のキャプチャボードで大丈夫ですよ。
キャプチャボードはこの2つがおすすめ
実機やHDMI端子非対応のレトロゲーム互換機を録画したい人向けに、『RCA端子』の入力に対応したキャプチャボードを2つ紹介します。
現在販売しているキャプチャボードのほとんどの機種はHDMI入力限定です。
そのため、今回紹介する2つのどちらかを選べばOKです。
通常のおすすめキャプチャボードを知りたい人は、下記の記事で詳しくまとめています。
I-O DATA GV-HDREC
価格 | 約12,000円 |
対応OS | Windows 10 (64-bit) ・MacOS Sierra 10.12 以降 |
接続方式 | USB2.0 |
ビデオ入力端子 | HDMI端子、AV入力端子 |
エンコード方式 | ハードウェアエンコード |
録画可能な画質 | 1080p/60fps |
パススルー機能 | 1080p/60fps |
付属品 | HDIMケーブル、ACアダプター、AV入力変換ケーブル、取扱説明書、内蔵ボタン電池 |
『I-O DATA GV-HDREC』は、HDMI入力端子とAV入力端子を備えたキャプチャボードです。
I-O DATA GV-HDRECの特徴
- 最新ハードからレトロゲームまで録画可能
- SDカード、USBメモリ、HDDへの動画保存に対応
- マイクを繋ぐことで、PC要らずで実況音声も録画可能
- パススルー機能完備で遅延無し
レトロゲームは付属の『AV入力変換ケーブル』を経由すれば録画可能。
最新ハードはHDMI入力で普通に録画可能です。
さらに『1080p/60fps』の高画質&高フレームレート録画にも対応。
公式がPS5での動作確認もしていますよ。
これ一台あれば何でも録画できる万能機種です。
値段も約12,000円と買いやすく、レトロゲーム実況には非常におすすめの1台です。
I-O DATA GV-USB2
価格 | 約3,200円 |
対応OS | Windows 10/8.1/8/7/Vista/XP |
接続方式 | USB2.0 |
ビデオ入力端子 | RCA入力端子、Sビデオ入力端子(ミニDIN 4ピン) |
エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
録画可能な画質 | 480i(720×480)/29.97fps |
パススルー機能 | なし |
付属品 | キャプチャーソフト『LightCapture』 サポートソフトCD-ROM 取扱説明書&保証書 |
『I-O DATA GV-USB2』は、コンポジット端子(RCA)に対応したキャプチャボードです。
AV入力限定のキャプチャボードだけあって、値段は約3,200円と格安です。
480iの低画質に関しても、レトロゲームを実況する分には全く困りません。
安く済ませたい人、最新ハードの録画予定がない人におすすめです。
ただしHDMI対応のレトロゲーム互換機の購入を考えている人は、前述の『I-O DATA GV-HDREC』を選びましょう。
マイク・Webカメラ・編集ソフトなどの機材
前述の通り、マイクやWebカメラなどの実況機材に関しては、最新ハードと全く変わりません。
下記の3つの記事で機材ごとに詳しくまとめています。
購入を検討しているモノがあれば、チェックしてください。
マイク、Webカメラ、動画編集ソフトのまとめ記事
あとは『防音対策の方法やグッズ』『実況動画に使えるフリーBGM』の記事も載せておきます。
ゲーム実況は自分が思っている以上に音が大きく、騒音問題に発展する事例もかなり多いです。
「アパートやマンション住みで騒音が気になる人」「実家住まいで音が漏れがちな人」は、防音対策方法だけはチェックしておきましょう。
防音対策をすると声をハキハキと出せる、騒音を気にせず自然なリアクションが取れるなど、ゲーム実況におけるメリットは大きいですよ。
レトロゲーム機は実機or互換機のどっちがおすすめ?
結論から言うと、互換機の『レトロフリーク』(後述)で遊べるSFC、MD、GBAなどの11機種は、レトロフリークで遊ぶのがおすすめです。
互換機を選ぶ理由は大きく2つで、「様々なハードのソフトが1台で遊べる」「HDMI接続で高画質&利便性が高い」からですね。
プレイステーションやセガサターンなどのCD機種も『Polymega』(後述)で遊ぶことができますが、こちらは値段が高めです。
そのため、金銭的な余裕次第では実機を選びましょう。
ただし一部の機種では例外もあります。 プレイステーション →HDMI接続&アプコンができるPS3で遊ぶのがおすすめです。 プレイステーション2 →上記の理由と同じく、PS3がおすすめです。 ただし、PS2互換機能は初期型モデル(20GBor60GB)だけなので注意。 PS2用のHDMI変換ケーブルを使うのもありです。 ニンテンドー64、ゲームキューブなど→互換機が存在しないので、実機でのプレイ一択です。
他にも、実機or互換機でプレイする場合のメリット・デメリットは下記の通りです。
実機のメリット・デメリット
- 使いやすい純正コントローラーを利用できる
- 不具合がなく、安定してゲームをプレイできる
- 古いハードほど故障の可能性が高い
- コンポジット(RCA)接続に限られる
互換機のメリット・デメリット
- 様々な機種を1台で遊べる
- 様々なコントローラーに対応している
- アップコンバートやステートセーブなどの便利な機能を搭載
- HDMI接続が可能
- ソフトによっては不具合が発生する
レトロゲーム互換機はこの2台がおすすめ
ゲーム実況に適した、おすすめのレトロゲーム互換機を2台紹介します。
選考基準は下記の通りです。
- 複数のハードに対応している
- HDMI接続&アップコンバート機能による高画質化
- ソフトの本体インストール機能、ステートセーブなどの付加価値
ゲーム実況動画や配信において、高画質化の恩恵は視聴者にとっても大きいです。
さらにプレイが快適になる追加機能があるので、実機ではなく互換機をおすすめします。
レトロフリーク
対応機種 | FC/SFC/SNES/GB/GBC/GBA/MD/GEN/PCE/TG-16/PCE SG |
出力端子 | HDMI |
電源タイプ | ACアダプタ |
値段 | 約23,000円 |
『レトロフリーク』は、ゲーム周辺機器製造メーカーの『サイバーガジェット』が販売しているレトロゲーム互換機です。
特徴は下記の通り。
- 11機種(最大15機種)、9000タイトル以上の互換性
- アップコンバート機能で高画質化
- アスペクト比変更、映像フィルター使用可能
- カセットを本体メモリにインストール可能
- クイックセーブ可能
- ボタンコンフィグ機能搭載
- チート機能あり
- 純正コントローラーも接続可能
最大のメリットとして、内蔵電池が切れたレトロゲームでも、本体インストールによってセーブが可能になる点が挙げられます。
さらに「HDMI接続&アップコンバート機能」も便利です。
実機よりも高画質でゲームを録画することができますよ。
11機種(最大15機種)のソフトをこの1台で遊べることを考えると、約23,000円はかなり安いです。
購入前には、一部のタイトルのみ不具合が発生する点だけ理解しておきましょう。
公式が一覧でまとめてくれています。
『レトロフリーク BASIC スタンダードセット』というモデルもありますが、こちらはSFC/NTSC(海外版のSFC)のみに対応しています。 複数のハードのソフトを遊べる点が魅力なので、通常版がおすすめです。
Polymega(ポリメガ)
対応機種 | PS/SS/MD/SFC/PCEなど11機種 |
出力端子 | HDMI |
電源タイプ | ACアダプタ |
値段 | 約52,800円 |
『Polymega(ポリメガ)』は、PlayStationやセガサターンなどのCD機との互換性を持つ唯一無二のレトロゲーム互換機です。
特徴は下記の通り。
- 単体で稼働する『本体ベースユニット』はCD機種に対応
- 別売りの『モジューラー&コントローラーセット』によって、カセット機種にも対応
- カセット、ディスクを本体にインストール可能
公式ハードと互換機を含めても、セガサターンのディスクをそのまま読み取れるのは実機以外にこの1台のみです。
ほぼ間違いなく最強の互換機と言えるはず。
PS1、SS、SFC、MDのソフトだけでも一生遊べるので、レトロゲーム好きには夢のようなハードです。
ただしその分、お値段は52,800円(税込み)とお高めですね。
実況機材と考えると、初期投資と思って買うのは十分にありです。
レトロゲームを安く購入できるサイト3選
Amazon
大手通販サイト『Amazon』は、中古のソフトを1本単位で安く購入することができます。
「ソフト1円+送料250円」みたいな出品が多いですね。
たいていのレトロゲームならば、1,000円未満で購入できますよ。
あと、懐かしのレトロゲームを集めたページ『レトロゲームストア』も用意されています。
こちらでは、現在のランキングやベストセラー商品を見ることができます。
Amazonギフト残高に現金チャージすると最大2.5%が還元されるので、レトロゲームにおいても、Amazonのお得度はかなり高いです。
» Amazonチャージのエントリーはこちら(最大2.5%還元)
楽天
『楽天』も『Amazon』と同様に、中古のソフトを1本単位で安く購入することができます。
ゲームカテゴリのページがかなり見やすいので、気になるレトロゲームを探しやすいと思いますよ。
楽天の場合はポイントサイトのハピタスを経由することで、どんな買い物でも1%の還元を受けることができます。
ハピタスは無料の新規入会で約400円分(400pt)を入手可能。
Amazonギフト券には、「490pt=500円分」に還元できる優良サイトです。
面倒なポイントサイトと違って、経由してお買い物をするだけでポイントが貰えるので、楽天ユーザーは確実に利用しておきましょう。
駿河屋
『駿河屋』は、古本や中古のゲームなどを扱う大手アウトレットショップ。
都市部に実店舗を構えているので、見たことがある人は多いと思います。
アウトレットショップといえばブックオフのイメージがあるかもしれません。
しかし正直言って、『ブックオフオンライン』よりも品揃えが圧倒的に豊富で、価格も安いです。
さらに下記のようなキャンペーンも頻繁に開催しています。
- カテゴリごとのタイムセール
- まとめ買いセール
- 送料&代引き手数料無料キャンペーン
- 買取UPキャンペーン
ただし合計1,500円未満の買い物は送料がかかる点、発送が若干遅い点だけは理解しておきましょう。
翌日に発送されることもありますが、3〜5日程度待たされる場合もありますね。
待つのが苦手な人には少し辛いかもです。
とはいえ、レトロゲーム購入時には積極的に利用したいサイト。
めっちゃ安いので、試しに好きなレトロゲームを探してみてください。
まとめ
本記事ではレトロゲームの著作権、実況機材、互換機、購入サイトを解説しました。
レトロゲームは名作が非常に多いです。
YoutubeやTwitchなどの配信サイトで活動する実況者の方は、ゲームの魅力を存分に布教してほしいですね。
それでは、最後まで読んでくれてありがとうございました。
あなたのゲーム実況活動を応援しています。
良いゲームライフをお過ごしください!